川口の家Projectの地盤改良工事が行われました、住宅の地盤改良は大きく分けて
3つの工法があります。
①表層改良・・・主に表層部の地盤が軟弱の時に固化剤と撹拌し良好地盤層と一体化
させ支持地盤を造る工事です。
②柱状改良・・・表層面から2M~8M位まで軟弱地盤層があるときに採用される改良工事
です。
500φ~600φ程度の穴を堀りセメントミルクと土と水で撹拌した
材料を穴の中に埋める工法でコスト面でも一般的な改良工事です。
③鋼管杭・・・読んで字のごとく鋼製の杭を地中に打ち込む改良工事となります
鉛直・水平方向に大きな耐力を持つため大きなビルなどにも用いられる工法です。
コストはやはり改良の中では一番高価となります。

①~③の中から枝分かれし各社いろいろな工法が存在します。
当社が採用している柱状改良は『ピュアパイル工法』という物で通常500φ~600φの穴をあける
のが一般的ですがこの工法は200φの大きさでOK。。
単純に使う材料も少なくて済みますのでコスト面でも非常に優れた工法だと思います。

 

 

白い袋に入ったものがセメントミルクとなりお水と撹拌して地中に注入していきます。

 

セメントミルクを注入する穴です、、200φです。

 

職人さんがセメントミルクのレベルを計測しています。
木の棒についた受信機と送信機が設定されたレベルに合うと音がなる仕組みです。

 

写真奥の三脚の上に設置された機械が送信機です、、

 

全てのレベルを測り・・・

 

地盤改良完了となります。
次は基礎工事と進みます、非常に楽しみです。。

〔川口の家〕

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ラベル:Project,川口の家