日本の住まいは風土に適した木を中心とした日本独自の建築空間を造り上げてきました。その中で穀物を保存するた為に考えられた倉造りの技法があります。
倉といえば土蔵を思い浮かべますが、古代では木造の倉が一般的であったことは、伊勢神宮や正倉院の校倉(あぜくら)・登呂遺跡の板倉を見れば理解できます。その後改良され地方独特の板倉が造られ、現在も岐阜県・長野県・茨城県などに広く見られます。
それらを検証し先人の知恵と現代の技法で構築した板倉の家は、堅牢で耐久性に優れ、また厚板で囲まれた室内は断熱性、防火性も備える、日本の風土に最適の構法です。また、木を無駄なくいかに強度を出すか徹底的考えられた構造本体は100年もつと言われ耐久性にも優れた家づくりを行なえます。
板倉の家では国産の杉材を使用しますが、近年の「在来構法」の住宅と比べると約2倍の木材を使い、それに応じて大工の手間も2倍かかり、木工事費が総工費の4割を越えると言われています。しかし、材木はすべて杉の並材、主要構造材は4寸角の柱と1寸の厚板という2種類なので量をまとめて注文できますし、また板倉(落とし込んだ厚板)は構造であるとともにそれ自体で壁になりますので、下地や内装工事が大幅に省略され、結果的には、近年の「在来構法」の住宅と同程度の単価で造ることも可能です。 |
| 板倉の家の特徴 |
| ○日本の風土に適した伝統的な工法です。 |
| ○杉の特性である「粘り強い」壁面とDボルト接合で構成した地震・台風に強い工法です。 |
| ○自然材に囲まれた空間の為、体にやさしくシックハウスとは無縁な住まいです。 |
| ○産地の確かな杉を使用しており、乾燥した杉を加工、組み立てる、仕事がはっきり解る真壁工法です。 |
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